青への旅路

様々な事を語ったり、ちょっとした旅をしていた記録を残したいと考えて作ったブログです

寝台特急ヘッドマーク弁当北斗星を食べた話

この記事は以前別の所に書いた物の記事を加筆修正した物です。


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寝台特急ヘッドマーク弁当 北斗星(2160円)」

 

昔懐かしい北斗星のテールマークが印象的です。私は勿論北斗星に乗った事は無いのですが、人気の寝台特急としてファンが多かったのは伺っていますし 、車両基地と思われる尾久の辺りで停まっているのをたまに見かけました。

こちらのお弁当は、沿線の弁当店がその土地の名物や店の自慢の品を特急のヘッドマークをモチーフにした弁当箱に詰め込んだ人気のシリーズである「特急ヘッドマーク弁当」のひとつでありこちらは第5弾でした。2019年10月現在で第10弾まで出ています。

このシリーズの噂は耳にしており、私の住む新潟でもこの第6弾のときが発売される、という話を聞き機会があれば食べてみたいなとも思っていたのですが、発売箇所がテーマとなる特急に関係する駅と東京の鮮まい等の限られた場所での販売しかなく、しかも数量限定というのもあり、これを入手するまで実際の商品は見た事がありませんでした。

 

それを入手できたのは本当に偶然のきっかけでした。
2018年8月16日。関東に行く目的があり上野に泊まっていたのですが、目的地に行く途中に忘れ物に気付き上野まで引き返す途中に、たまたま販売店に目が行き惹かれるようにこのお弁当を見かけました。初見の印象としては思っていたよりも若干小さかったです。
この時は北斗星の他に、新しい商品として出ていたときがあり、出ていたんだ宿泊先に戻ってあったらときを買おう、と何となく思っていました。
忘れ物を取りに行き、再び売店に戻ったら、なんと最後の一個だったときが売り切れて北斗星のみになっていました。ときの方は牛肉のごはんで、北斗星はかにめし。普段あまり自分から魚介類を食べない私としては、牛肉ご飯とかにめしであれば牛肉ご飯を選びます。
ここで考えました。
かにめしはあまり得意ではなくて、かつこのお弁当の値段も駅弁にしては安くはない。しかし、折角こうして特急ヘッドマーク弁当に出会い、しかも東京にいないと食べられないであろう北斗星。次はいつあるかわからないし、それにかにめしだけどおかずにザンギがある、と決心しお弁当を買いました。
人生初の、そして気になっていた特急ヘッドマーク弁当です。(本来は寝台特急テールマーク弁当ではあるのですが細かいところはまぁ)
ちなみに後で見たのですが、このお弁当は本来は4月頃に出た物で一旦6月で販売が終わっていた物が復活して販売されていたようです。他にも再販売されていたらしい話がありますし、もしかしたら以前のお弁当も出ているかも知れませんね。

 

野球も見ておきたいし開催があった中でご飯が美味しそうという噂を聞いた、という理由で向かった西武ドームの中でお弁当を食べます。


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ブルートレインの青がとても印象的なお弁当箱です。このお弁当が入っている箱も有名メーカーの4点留めの良いものです。結構丈夫そうです。このお弁当箱目当てでヘッドマーク弁当を購入する人も多いのでしょうね。
私は主に応援しているチームの関係で好きな色に青があるのですが、この青いお弁当箱もこのお弁当を購入した理由のひとつにあります。


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お弁当の中身はこのようになっています。こちらは苫小牧の駅弁屋さん「まるい弁当」さんがメニューを監修した物で、実際の製造は別の会社です。さすがに北海道から直送は厳しいでしょうね……。
しかし、味は北海道を思い起こさせてくれる物でした。醤油ご飯の上にほぐした蟹が乗っていて、蟹をあまり食べない私でしたがこれは美味しく食べられました。下の錦糸たまごや昆布のやわらか煮と合わせて食べてもまた違った味わいがありました。
煮物はご飯の合間に丁度良かったですし、普通の鳥の唐揚げとは違う北海道風のザンギもメインのかにめしにも負けないくらいの存在感があります。値段は駅弁としては若干高めではあるのですが、その値段に負けないくらいの良い物でした。北斗星マークのお弁当箱もついて来ますし、満足度としてはかなり高いです。他のシリーズもどこかしらで見かけたら食べてみたいですね。
ごちそうさまでした。

 

最後になりますが、北海道胆振東部地震のお見舞いを申し上げます。そして、被災された皆様が1日でも早く元の生活に戻ることと、被災地の復興を願います